【宮古島市】手つかずの自然を味わえる!池間島の観光スポットを紹介

沖縄県

リゾート地として名高い沖縄県の宮古島。

宮古島はいくつかの島と橋でつながっているのですが、その1つに池間島という島があります。

地図の一番上にある島が池間島です。宮古島の中心地からは16km、車で30分程の場所にあります。

この池間島、海がとても綺麗で市街地から離れていることから人も少なく、静かな離島ライフを満喫できる島として、個人的に穴場だと思っています。

今回、そんな池間島の美しさ、そして観光スポットを紹介していきたいと思います。

1.池間大橋

池間大橋は宮古島と池間島を結ぶ全長1425mの橋です。

1992年に開通した橋で、当時は沖縄県で最長の橋だったそうです。

この橋から眺める海はとにかく綺麗!

海は青みが強く、海底の堆積物の関係でところどころ紺色になっています。

また、とても透き通っており、波が穏やかならば海底がはっきり見えるほどです。

橋の中央が高くなっていますが、これは船が通れるようにするため。

このような感じで橋の中央には展望スペースがあり、行き交う船を見ることができます。

橋の下は小船が頻繁に行き来しています。

シュノーケリングなど少人数のツアーの船がおおいようです。

それだけ海が綺麗なのですね。

 

なお、橋の途中には駐車スペースはありません。車で来た人は橋の前後に駐車場があるので、そこに停めて歩くことにしましょう。

潮風を浴びながら美しい海を眺めるのは快適ですよ。

2.池間大橋の池間島側駐車場

池間大橋を渡り池間島に入ると、すぐ右手に駐車場が見えてきます。

ここはちょっとした観光スポットになっており、お土産屋・食事亭・ご当地Tシャツ店などが並んでいます。

また、展望台があり、先ほどの池間大橋や周囲の海を眺めることができます。

展望台からの池間大橋の眺めがこちら。

橋がまっすぐ伸びていくのがよくわかります。

橋の白さが海の青さにマッチしてとても美しいですね。

また、横に目を向けると、小さいながらもビーチがあります。

池間島には大きなビーチはないものの、このような白い砂浜が美しいビーチがいくつもあります。

3.イキヅービーチ

島の西側にあるビーチで、広くはないものの、静かで落ち着い雰囲気のビーチです。

海水浴場ではないため、泳ぐのには適していませんが、その分人が少なく、自然を満喫できます。

沖縄の島はサンゴの上にあるため、海は遠浅で波は少ないのですが、ここも同じです。

そのため、干潮時には干潟が現れ、ヤドカリやカニを見ることもできます。

 

※この近くの海岸にハート岩と呼ばれる、岩の切れ目がハートの形をしている岩があります。

以前は近くの駐車場から簡単に入ることができたのですが、その場所が私有地化され2021年5月現在では入れなくなっています。

このイキヅービーチから岩場をたどれば行くことはできるようですが、危険なので自己責任でお願いします。

4.池間島灯台

 

池間島の北西部にある灯台です。

この灯台、池間島で一番高いところにあります。一番高いと言っても標高は23m!

いかに池間島が平たい島かがわかりますね。

とはいえ、灯台登れるわけでもなく、景観も特にありません。

灯台の写真を撮るぐらいで終わってしまうのが残念です。

5.池間湿原

島の中央部にある沖縄県最大の湿原です。

広さは38haあり、池間島の面積の13%を占めています。

ここは元々は海と繋がった湾になっていたため海水だったそうです。

しかし、1924年~1934年の間に干拓の工事が行われ、湾は湿地となり、海水も淡水へと変わっていったそうです。

 

湿原の北側には展望台があり、ここから眺める形となります。

湿原にはガンカモやサギなどの渡り鳥や、淡水魚の外来種であるテラピアやグッピーが生息します。

 

また、展望台の前に車を停めるスペースはありますが、そこまでの道は砂利道で、やや勾配もあります。

気になる方は、次に紹介するフナクスの駐車場車を停めて歩いた方がいいかもしれません。

フナクスから湿原までの距離は600m程です。

6.フナクス

島の東部にあるビーチです。幅は50mくらいで小さく、イギヅービーチと同様プライベートビーチ感があります。

シュノーケリングのレンタルがあり、道具を持っていなくても楽しむことができます。

池間島で泳いだりシュノーケリングをするのなら、ここが良さそうです。

沖まで行くとサンゴや、それに群がる魚を観察することができます。

ここも遠浅なので、よほど遠くに行かない限り深い場所はありません。

フナクスの駐車場からビーチまでは少し歩きます。

道路を20m程進んだ後、この砂地の道を進むとたどり着きます。

今では駐車場があり、看板も設置されているためわかりやすいですが、昔はビーチの場所がわかりにくかったそうです。

目印になったのが、ビーチへと続く道の入り口に設置されているコンクリートブロック。

そのため、このビーチは別名を「池間ブロック」と言うそうです。

番外編1.池間大橋の宮古島側駐車場

ここからは番外編で、「宮古島だけど池間島の近くにあり、一緒に行けるスポット」を紹介していきたいと思います。

1つ目が池間大橋の宮古島側の駐車場です。先ほどの池間島の駐車場と同じく、池間大橋を眺めることができます。

駐車場にトイレと展望台が併設されただけの簡素な場所ですが、ここの魅力は干潮時に砂の島が現れることです!

まるでハワイのサンドバーのように美しい砂地が現れます。

干潮時間の前後4時間くらいなら見れるようなので、狙ってみるといいかもしれません。

番外編2.雪塩ミュージアム

池間大橋から宮古島方面に車で5分ほど進んだところにある施設で、雪塩と呼ばれる塩を造っています。

宮古島の地層はサンゴによって作られた琉球石灰岩でできています。

この岩の中にある無数の空洞が天然のろ過装置となり、海水中の不純物を取り除きます。

また、琉球石灰岩はカルシウムなどのミネラル成分が染みだしているので、地下海水にはこれらの成分も含まれます。

そんな宮古島の海水から作った塩を「雪塩」という名前で売っています。

 

施設内ではスタッフが雪塩ができるまでを説明してくれたり、商品のパッキングの様子を見学することができます。

また売店があり、多数のお土産のほか、雪塩ソフトクリームも売っています。

このソフトクリームがとてもおいしいです。

店内にはこのような調味料が置いてあり、ソフトクリームにかけることで様々な味を楽しむことができます。

店内にはソファーやテーブル席が設置されており、木目調で温かみのある雰囲気です。

沖縄の暑さに疲れたら、ここで雪塩ソフトクリームを食べるのをオススメします。

塩分も摂れ、一石二鳥ですよ。

 

今回は池間島とその周辺の紹介をしてきました。

池間島は宮古島と違い、あまり開発が進んでいなく、手つかずの自然が残っています。

都会の喧騒や、リゾート施設の造られた感に飽きたら是非行ってみてください。

違った世界観が見えてくるはずです。

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