【7月】富良野周辺でラベンダー畑を見たい!おすすめ4選!

北海道

北海道の中央にある富良野地方。まっすぐな道が続く富良野盆地や十勝岳連邦の山々など北海道を象徴するような大自然が広がる場所です。

ドラマ「北の国から」の舞台としても有名ですね。

そんな富良野地方ではラベンダーの栽培が盛んで、毎年多くの観光客が訪れています。

ラベンダーの開花のピークは7月中旬~下旬。一面に咲く紫の花はとても美しいです。

そこで今回は富良野地方にあるラベンダー畑に絞っておすすめスポットを紹介していきたいと思います。

ラベンダーとは

元々ラベンダーはヨーロッパでハーブなどの芳香剤として使うために栽培されていました。

日本に伝わったのは1800年代。幕末に栽培が行われたそうです。

札幌市南区にはラベンダー発祥の地という石碑があります。

昭和になると芳香原料として栽培が進み、1970年代にピークを迎えました。

しかし、合成香料の発達により以降は衰退。現在は観光資源としての役割が大きいです。

ラベンダーは種類のよって違いはあるものの、7月上旬から咲き始め、中旬にピークを迎え、下旬頃まで楽しむことができます。

 

おすすめスポット1.日の出ラベンダー園(上富良野町)

富良野盆地の北にある上富良野町。市街地の外れの高台にあるのが、日の出ラベンダー園です。

オートキャンプ場やスキー場も併設されていて、人々の憩いの場になっています。

このように富良野盆地や遠くの山々が見渡せる高台にあります。

この白いオブジェは「愛の鐘」。結婚式の撮影にもよく使われるようです。

左右には赤を中心とするカラフルな花々が彩り、奥にはラベンダーの紫が咲き誇ります。

ここに植えられているラベンダーは「こいむらさき」「おかむらさき」という品種。

中でも「おかむらさき」は遅咲きの花なので、8月になってもラベンダーを楽しめます。

他のラベンダー園では見頃を過ぎてしまっていても、ここに来ればまだラベンダーが咲いている。そんなことがあるかもしれません。

 

私は併設するオートキャンプ場に宿泊し、早朝にこのラベンダー園を訪れました。

朝早いため他には人がおらず、すがすがしい空気のもと、広大なラベンダー園を独り占めできました。

 

~アクセス~

車:旭川空港から車で40分。無料駐車場あり。

鉄道:富良野線上富良野駅より徒歩20分。

おすすめスポット2.北星山ラベンダー園(中富良野町)

お次は中富良野町の北星山にあるラベンダー園を紹介します。

写真だと分かりにくいですが、斜面に描かれた「なかふらの」の文字が目印。遠くからでもよくわかります。

ここは冬はスキー場のゲレンデとなる場所。そのためリフトが設置されています。

ラベンダーのシーズンになるとリフトに乗って上へ行くことができます。

リフトは往復で400円ですが、歩いて頂上まで行くこともできます。

上から見る景色がこちら・・・

ラベンダー越しに十勝岳連邦と富良野盆地の大パノラマを見ることができます。

リフトを乗るだけで簡単に上まで行けるので、誰でも気軽にこの景色を楽しむことができます。

また、頂上には東屋やベンチがあるので、ゆっくり景色を眺めることができます。

富良野盆地のまっ平さや、そこを貫く一直線の道路など、北海道らしい雄大な風景が見えます。

斜面の下の方にはサルビアやマリーゴールドなど様々な種類の植物が植えられています。

こちらはラベンダーよりも鑑賞期間は長く、春から秋にかけてカラフルな色彩模様が楽しめます。

園内には 「北のカレー工房」というレストランが併設されており、ここでカレーを食べることができます。

 

~アクセス~

車:旭川空港から457がつ良野駅から12分。100台ほどの無料駐車場あり。

鉄道:富良野線中富良野駅から徒歩10分。

おすすめスポット3.ファーム富田(中富良野町)

富良野地方のラベンダー園で最も有名であろう場所です。

斜面に虹のように並ぶカラフルな花々や鮮やかな紫一色のラベンダー畑。写真やポスターなどで皆さんも一度は見たことがあるのではないでしょうか?

園内にはテーマの違う9つの花畑があり、ラベンダーを中心にカスミソウ・ポピー・マリーゴールドなど様々な花が植えられています。

春から秋まで様々な季節の花を楽しめるので、ラベンダーの時期以外でも充分楽しめます。

また、ラベンダーソフトクリームや富良野メロン・コロッケバーガーなどが売っている売店や、香水などラベンダーを使った様々な商品が売られているショップなど、設備も充実しています。

ラベンダーシーズンになると観光バスがひっきりなしにやってきます。

特に7月の3連休はラベンダーの開花と重なるためとても混雑します。

駐車場はには長い列ができ、車を停めるのにとても時間が掛かります。

中富良野町内の臨時駐車場からシャトルバスが出るので、それを利用することもできます。

静かな園内を楽しみたい人は早朝がおすすめ。

~アクセス~

車:旭川空港より約40分。富良野駅より約15分

鉄道:中富良野駅より徒歩25分。臨時駅のラベンダー畑駅より徒歩7分

※ラベンダー畑駅は7月~9月のみ開設される臨時駅で、観光列車である「富良野・美瑛ノロッコ号」のみが停まる駅です。

おすすめスポット4.ファーム富田ラベンダーイースト(中富良野町)

ファーム富田の別館ならぬ別庭のような存在で、ファーム富田から東へ約4キロ離れたところにあります。

こちらの開園時期はラベンダーが咲く7月だけなものの、広大な敷地いっぱいにラベンダー畑が広がり、その様子は圧巻です。

他のラベンダー畑との違いは、斜面ではなく、平地にラベンダーが咲いているということです。

ここのラベンダーは香料作物として植えられています。

ここの目玉は「ラベンダーバス」

ラベンダーカラーのトラクタが座席を引きながら園内隅々まで走ります。所要時間は15~20分ほど。料金は大人200円、子供100円です。

園内には「ラワーレの舎」という売店があります。ファーム富田のオリジナルグッズのほか、ソフトクリームや飲み物を売っています。

奥に見えるのは展望台。登ってみると・・・

このように一面に広がるラベンダー畑を眺めることができます。

ここのラベンダーは「濃紫早咲」と「おかむらさき」の2種。開花時期が異なるため、ラベンダーの色に濃淡があるのがよくわかります。

パラソルのついたテーブルも設置されており、間近でラベンダーを眺めながらゆったりすることもできます。

~アクセス~

車:旭川空港から約50分、富良野駅から約18分、ファーム富田から約10分。無料駐車場あり。

鉄道:ラベンダー畑駅から徒歩約50分。

富良野地方までのアクセス

最も近い空港は旭川空港です。

旭川空港は旭川市の南、東神楽町との境に位置する空港です。

空港でレンタカーを借りれば、今回紹介したスポットまで1時間かからずにたどり着けます。

また、富良野駅までの路線バスもあります。詳しくは以下のサイトをご覧ください。

ふらのバス | ラベンダー号
ふらのでのアクセスはおまかせください。

 

旭川空港の就航路線は以下の通りです。

羽田空港:1日7往復

中部空港:7月~9月のみ運行。1日1往復

伊丹空港:8月のみ運行。1日1往復

羽田空港以外は期間限定なうえ、本数も少なく使い勝手はあまりよくありません。

 

他の地域から向かう場合、新千歳空港から行くことをおすすめします。

新千歳空港からレンタカーなら2時間30分ほどで富良野地方までたどり着きます。

公共交通を使う場合、新千歳空港から札幌駅まで鉄道やバスで向かい、札幌駅から高速バスで富良野駅を目指す形になります。乗り換え時間にもよりますが、約4時間かかります。

以下は札幌駅から富良野駅を結ぶ北海道中央バスのHPになります。

北海道中央バス
北海道内観光名所・スポットを巡る定期観光...

 

 

いかがでしょうか?

ラベンダーの見頃は7月中旬。丁度3連休がある時期です。

本州ではまだ梅雨が明けずにジメジメとすることが多いですが、北海道は梅雨がなく、晴天に恵まれやすいです。

ぜひ富良野地方を訪れて、美しいラベンダーを眺めてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

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